Sunday, December 5, 2010

「わたしの未来遺産」が「平塚魅力写真展」に発展



◇博物館に寄贈した「わたしの未来遺産」が学生と市民団体と博物館のコラボ「平塚魅力写真展」に発展

毎年夏の盛りに平塚海岸で約一カ月かけて運営されるユニークなビーチハウスを中心に展開されるイベントのことご存じでしょうか。

2009年5月、湘南ひらつかビーチパークで開催される夏の大きなイベント、「ビーチハウスプロジェクト」の運営担当者(東海大学情報デザイン工学部建築デザイン学科の学生)から「ビーチハウスプロジェクト2009」への協力依頼がありました。

「ビーチハウスプロジェクト」は、神奈川県、平塚市の協力を得て、キャンパスストリートプロジェクト(C.A.P.)が主催・実施するもので、今年で3年目を迎えます。地域活性化を実践しているキャンパスストリートプロジェクトTCDI(東海大学コミュニティデザイン研究体)チームの総勢約50名の学生が中心となってビーチハウスの設計・施工から管理運営までを行い、平塚市民と共に平塚の魅力を再発見し、理解することを目標としています。

さて、今年8月1日~30日まで運営されるイベントのテーマは「五感で平塚の魅力を再発見しよう!」 これの"視覚"の週に、まちづくり勉強会が以前開催した写真展からテーマにあった写真を選び、このビーチハウスで展示するというのです。

これまで3回開催した「わたしの未来遺産」のほとんどの作品は撮影者に返却しており、大賞ほか、優秀作品のみを平塚の博物館に寄贈してあります。
たとえ2日間の展示でも、博物館からお借りする貴重な作品。海風の湿気などにより作品が台無しになっては申し訳ない。
この点さえクリアーできるなら、「平塚の未来遺産」を多くのみなさんに観てもらえる絶好の機会です。ぜひとも、多くの方に観ていただきたい!

そうして、2009年8月1日、地元東海大学・建築デザイン学科の学生のみなさんと、市民活動、そして、市の博物館がつながるコラボレーションが実現しました。

▽下記のウェブサイトから写真を見ることができます
http://tcdi2009.web.fc2.com/public_html/

△上の写真はビーチハウス内の「平塚魅力写真展」の様子
この日は写真の作者が来場されて写真の説明をしてくださったと、プロジェクトを運営する学生たちのブログにあります
写真はクリックすると拡大版でご覧になれます